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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

『閉塞性睡眠時無呼吸症候群』 -寝ているときにいびきがうるさい方、日中に強い眠気を感じる方は、一度検査を受けてみましょう-

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS:Obstructive sleep apnea syndrome)とは、寝ているときに空気の通り道が狭くなったり、塞がったりすることにより、日常生活に様々な障害を引き起こす疾患です。 夜間の症状として、「いびき」や「呼吸が止まる」など、また、良好な睡眠が取れないため、日中の倦怠感や眠気、頭重感などを生じます。 このOSASは、睡眠中に酸素の取り込みが低下するため...

スポーツドリンク、経口補水液の飲み過ぎに注意!!

運動時に飲むスポーツドリンクは、糖分も塩分も補給できるため、熱中症対策でも推奨されます。 (商品で若干異なりますが)市販されている500mlのペットボトル内には、実はおおよそ角砂糖が6から7個程度含まれています。 糖尿病の方が頻繁に飲むと血糖コントロールの不良につながりますし、健康な方が大量に長期間飲むと糖尿病を発症する恐れがあります。 また、塩分は500ml中0.5gから0.6g含まれています。...

熱中症予防(コロナウイルス感染対策下において)

近年、地球温暖化の影響により、5月頃から日中の気温が30度前後まで上昇することが多く、この頃から熱中症の発症も増加してきます。 さらに今年は、コロナウイルス感染対策が、熱中症を引き起こす要因となってしまう可能性もあります。   熱中症にならないためには、予防対策が最も重要です。 熱中症を引き起こす条件として、 A 環境要因 気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い、エアコンがない...

オンライン授業やテレワークなど環境の変化により起こりやすい頭痛

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、学習環境、労働環境が大きく変わった方が多いと思います。 学生の方はオンライン授業で、ビジネスマンの方はテレワークなどで、コンピューターをいつもより長時間操作し、椅子や机、照明など今までとは異なった環境下で作業を行うようになっています。 このため、目の疲れ、肩こり、首の痛みなどを原因として、緊張型頭痛が起きやすい状況にあります。 緊張型頭痛は、後頚部、後...

軽度認知機能障害(MCI)という状態 −「私、認知症かしら」と心配な方、「おばあちゃん、最近物忘れがひどいは」と認知症が心配なご家族の方へ−

正常とは言えないが認知症とも診断し得ない,境界状態あるいは認知症の前駆状態とも呼ぶべき状態を『軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment)』と言います。 加齢現象なのか、認知症なのか、確実に判断するのは困難です。 MCIでは、物忘れの訴えや記憶力の低下などは見られますが、日常生活動作は正常です。日常生活動作は、以下のブログの中のSHAFTの項目をチェックしてください。 参照...

「血圧が高いですよ」と言われたら、まずは減塩です

高血圧、血圧高値の方が、まず行うことは、食事療法で、減塩食です。 日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2019」では、1日塩分6g未満が推奨されています。 塩分6gと言われてもあまりイメージがわかないと思います。   塩分1gの目安として、 塩:小さじ1/6杯 減塩しょうゆ:小さじ2杯 濃口醤油:小さじ1杯強 ウスターソース:小さじ2杯 甘口みそ:小さじ2と2/3杯 トマトケチャップ...

「新型コロナウイルス感染症」高齢者として気をつけたいポイント

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、不要不急の外出を控えているご高齢の方も多いと思います。 今までは、お散歩をしたり、お買い物にでかけたり、井戸端会議などしていたのに、ここ最近、生活が不活発になってしまってはいないでしょうか。 高齢者の方が感染すると、重症化しやすくなるというデータがあります。マスクの着用、手洗いの励行は重要ですし、外出をできるだけ控えることもとても大切です。 そして、今...

家で血圧を測ってみましょう −家庭血圧の測り方−

健診で高血圧を指摘された方が来院されました。 家で血圧を測ることをお願いしたところ、いつ、どのように測ったらよいか質問されたので、記載します。   【血圧の測り方】 ①測定時間は、朝起床後1時間以内と就寝前の1日2度 ②各2回計測し、平均値をとります(1回の計測でも可) ③静かで適度な室温環境、背もたれ付きの座位で1〜2分安静後、血圧計のカフ位置は心臓の高さに維持できる姿勢とします ④...

「私、認知症かしら」と心配な方 日常生活の中のSHAFTを確認しましょう

「あの人の名前思い出せないわ」、「この漢字どう書いたかしら」など記憶力の低下は、加齢とともに、どなたでも経験があると思います。 これが認知症の初期症状なのかどうか? この判断は非常に難しく、経過を追って観察して行く必要があります。   日常生活動作ができているか、簡単な方法として手段的日常生活動作(I-ADL:Instrumental ADL)を確認します。 その項目として ①買い物が...

下肢の筋力低下に効果的な運動は?

80代の通院中の方から、「足腰が弱くなって、歩くスピードが落ちてきたが、いい運動はないですか」と相談されました。 一般的に、年齢とともに、歩行スピードが低下していきます。これには、下肢の筋力低下が関係しています。 歩行スピードの低下を予防するには、立つ・座る・歩くなど移動機能に必要な下肢、および体幹の筋力トレーニングが有効とされています。 サルコペニア注1)による筋力低下は、ふくらはぎの筋肉( 下...
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