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健診異常

健康診断で異常所見を指摘された方、
2次検査をすすめられた方へ

健診異常

健康診断を受診したら

健康診断の結果を確認しましょう。必要があれば、生活習慣の改善に取り組み、医療機関で、経過観察、再検査、治療を行ってください。

健診結果の見方

健康診断では、「異常なし」、「軽度異常」、「要経過観察(生活改善・再検査)」、「要医療」(「要治療」、「要精密検査」)などと判断されます。

  • 異常なし
    検査結果が正常範囲内だったことを表しますので、特に心配する必要はありません。毎年、健康診断を受けましょう。
  • 軽度異常
    軽度の所見を認めますが、特に日常生活に差し支えはないと思われます。生活習慣を再度見直し、自覚症状などがあるときは、早めに医師に相談しましょう。
  • 要経過観察(生活改善・再検査)
    今回の検査結果だけでは、異常所見が一時的なものか持続的なものか判断できません。かかりつけの医師や近所の医院を受診し、生活習慣などの改善を心がけ、悪化を防ぎ、再検査を受けましょう。
  • 要治療
    すでに治療が必要な異常値が見つかった状態です。すぐに専門医を受診して、的確な診断を受け、最適な治療についてしっかり相談してください。
  • 要精密検査
    さらに詳しく検査する必要がありますが、精密検査の結果、異常がないという可能性もある状態です。精密検査で、健康診断だけでは特定できない病気についてしっかり調べてください。「要精密検査」と言われたら、必ず受診してください。

当院では、生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症)、尿検査異常、腎機能低下など、診療科目を中心に健診異常に対する経過観察、再検査が可能です。また、更なる精査が必要な場合には、近隣医療機関にご紹介致します。ご不明な点は、お問い合わせください。

*当院では、消化器内視鏡検査、婦人科検査、及び、呼吸器や循環器疾患などの詳細な検査を行うことができません。結果から必要と判断した場合には、専門医療機関を紹介させていただきますので、ご了承ください。

参照:日本ドック学会 判定区分(2021年度版)

よくいただく質問について

高血圧を指摘されました。どうすればいいでしょうか?
健康診断や病院で血圧を測定すると、普段よりも血圧が高いことがあります。緊張状態や環境の変化など、さまざまな要因が影響します。高血圧を指摘された場合、まずは自宅で安静時の血圧を数日、測定してください。
(参考ブログ:家で血圧を測ってみましょう −家庭血圧の測り方−

高血圧を指摘された場合にご家庭で行うことは、
①1日の食塩摂取量を6g未満に抑えること
(参考ブログ:「血圧が高いですよ」と言われたら、まずは減塩です
②運動をすること
*久々に運動する場合は、かかりつけの医師や近所の医院で相談してください。
③BMIが高値の方は、減量すること(現在の体重の3%程度を目標に)
④喫煙者は、禁煙することです。
収縮期血圧160mmHg以上や拡張期血圧100mmHg以上の場合は、早めの受診をご検討ください。

2週間程度生活習慣を見直しても、高血圧が続く場合には、受診をご検討ください。
関連リンク:高血圧

HbA1c5.9%で「軽度異常」を指摘されました。すぐに薬をはじめた方がいいでしょうか?

日本ドック学会の判定区分(2021年度版)によると、HbA1c5.5%以下、かつ空腹時血糖値99mg/dl以下が正常です。
「軽度異常」や「要経過観察」の方も、早期の生活習慣の改善が必要です。ご不明な点がありましたら、御来院ください。
糖尿病と診断される「要医療」は、HbA1c6.5%以上、かつ空腹時血糖126mg/dl以上です。この値の場合は、早めの受診をご検討ください。
糖尿病の早期は無症状ですが、高血糖が続くと、血管を痛め、さまざまな合併症が出現していきます。HbA1c5.9%ですと、軽度異常に当たります。早期の生活習慣の改善を行なっていただき、健康診断を毎年受診して注意深く経過観察してください。すぐに薬はいりません。

LDLコレステローが150mg/dlでした。生活習慣の改善と治療について、教えてください。

生活習慣において改善するポイントは、以下の通りです。
①喫煙者は禁煙し、また受動喫煙を回避しましょう
②食べ過ぎに注意し、標準体重を維持しましょう
③肉の脂身、乳製品、卵黄の摂取を抑え、魚類、大豆商品の摂取を増やしましょう
④野菜、果物、海藻の摂取を増やす
⑤食塩摂取量 1日6.0g未満
⑥アルコールの過剰摂取を控える
⑦毎日30分以上、有酸素運動を行う

治療については、管理目標値を設定し、目標に達しない場合、薬剤投与の検討を行います。

高尿酸血症を指摘され、「要経過観察」と言われました。痛風の経験はありませんが、すぐに薬が必要ですか?

高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン「第3版」における治療アルゴリズムでは、生活習慣の是正を促す生活指導が、薬物治療に優先して記載されています(参考ブログ:高尿酸血症・痛風の方の生活指導)。

腎障害、尿路結石、高血圧、虚血性心疾患、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの合併症を有する血清尿酸値8.0mg/dl以上の無症候性高尿酸血症では、薬物療法を考慮します。合併症のない場合は血清尿酸値9.0mg/dL以上から薬物療法を考慮します。

健診でeGFRが57ml/分/1.73㎡に低下してしまいました。私の腎臓大丈夫ですか?

eGFRは、クレアチニン値と年齢や性別から推定された糸球体濾過量を表し、60ml/分/1.73㎡以下から異常値と判定され、腎機能が低下していると考えられます。eGFRと尿蛋白の量から、慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)の重症度ステージを決定し、原因となるリスク因子の管理や心血管疾患の精査をおこない、診療方針を決定していきます。
下表でオレンジや赤に分類される方で、原因精査が行われていない場合は、一度専門医療機関への受診がすすめられます。

参考ブログ
「健診でクレアチニンが高いって言われました。私の腎臓大丈夫ですか?」
−シスタチンCによるeGFR(推定糸球体濾過量)の測定–

腎機能の指標(クレアチニン、eGFR)と慢性腎臓病の重症度分類

尿検査異常を指摘されました。腎臓の病気でしょうか?

尿蛋白陽性の場合、尿検査をして、尿蛋白が1日にどのくらい排出されているか(推定蛋白量)を調べます。尿蛋白の排出が多い場合には、血液生化学検査、腹部CTや腎臓・膀胱エコーなどを行います。

蛋白尿には、生理的なものと病的なものがあり、生理的蛋白尿の原因としては、発熱、運動、入浴、起立性、精神的ストレス、タンパク質の過剰摂取などがあります。腎炎や高血圧、糖尿病、肥満の方などは、腎障害により蛋白尿が出現している可能性があります。また、全身性の疾患や泌尿器疾患など腎臓の病気以外でも、蛋白尿が出現する場合があります。

尿潜血陽性の場合、赤血球尿の確認のため、尿を顕微鏡で観察し、尿中の変形赤血球や円柱などが出現しているかどうかを確認します。血尿が見られる場合には、腎臓・膀胱エコーや腹部C T、尿細胞診検査などを行います。

腎臓が原因である糸球体性血尿では、尿中の変形赤血球の出現や蛋白尿の合併などが見られます。この場合、精査のため腎臓内科(専門医療機関)での診察が必要です。尿路系血尿では、尿路系の炎症、結石や腫瘍などが原因と考えられ、精査のため泌尿器科(専門医療機関)での精査が必要な場合があります。

関連リンク:蛋白尿・血尿

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