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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

クスリを飲まなくても、禁煙はできる!

令和3年12月現在、バレニクリン(チャンピックス®)の供給が停止しており、再開は令和4年後半になる見込みとのことでした。 それでは、「薬がないと禁煙できないのか?」、そのようなことはありません。 薬に頼らず禁煙される方も多くいらっしゃいます。   禁煙すると、どのようなことが起こり、どのように対処するかが分かっていれば、禁煙成功率も上がります。   ①タバコを吸いたくなった時の...

5月31日は『世界禁煙デー』です 〜もう一度禁煙について考えてみませんか!〜

5月31日は『世界禁煙デー』です。 また、6月6日までの1週間は、『禁煙週間』です。 『世界禁煙デー』は、たばこを吸わないことが一般的な社会習慣となるように、世界保健機構(WHO)により定められました。   新型コロナウイルス感染症の流行がおさまらないこの時期に、もう一度禁煙について考えてみましょう。 ①喫煙者では、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが約2倍になります。 ②喫煙は、が...

「長い距離を歩くと足が痛くなり、歩けなくなります。少し休むとまた歩けるようになります。」〜この症状は、足の血管の病気かもしれません〜

糖尿病の治療中で喫煙習慣のある70代の女性が、「最近、いつものスーパーまで買い物に行く途中で足が痛くなるんです。でも、少し休むと楽になり、また歩けるようになります。」と訴えられました。 この症状は、『間歇性跛行(かんけつせいはこう)』と言います。   『間歇性跛行(かんけつせいはこう)』は、一定の距離を歩くと痛みやしびれが出現し、徐々に歩行ができなくなります。少し休むと歩けるようになりま...

加熱式タバコも有害です!!「紙巻きタバコから加熱式タバコに変えようと思っているが、健康リスクは低くなりますか?」

健康診断で高血圧を指摘され来院した50才台の男性の方から、「 紙巻きタバコから加熱式タバコに変えようと思っているが、健康リスクは低くなりますか?」と質問を受けました。 喫煙者の方の中には、「加熱式タバコは、紙巻きタバコより健康被害が少ない上、禁煙するためのステップになる」と認識しているようです。 しかし、これは、大きな間違いです。 加熱式タバコは、葉タバコのカートリッジをバッテリーで加熱し、気化し...

タバコの本数を減らしてもダメですよ!! −喫煙本数と循環器罹患リスクの関係–

タバコの本数を減らしたり、ニコチンの少ないタバコに変えたりして、健康に気遣っている愛煙家の方がいらっしゃいます。   1日当たりの喫煙本数と循環器疾患の罹患リスクには関連があります。 心筋梗塞などの虚血性心疾患のリスクは、吸わない人に比べて、1日の喫煙本数がたとえ5本でも1.5倍、脳卒中のリスクについては、1日の喫煙本数がたとえ1本でも約1.5倍高まります。   タバコを吸わ...

禁煙外来について 〜禁煙を始めるのにいいタイミングです〜

当院では、禁煙外来を行なっております。 今、まさにこの時期が、『禁煙』を考える、良いタイミングかと思います。 その理由として、 ①新型コロナウイルス感染症において、喫煙が重症化の一因となっている可能性があります。 禁煙により、呼吸器疾患の発症を防ぎ、健康寿命をのばしましょう。 ②在宅での仕事が長くなると、家族への受動喫煙の影響が心配されます。 家族のためにも、これを契機に、禁煙しましょう。 ③新...

禁煙しませんか 〜タバコの害について〜

喫煙によるタバコの害についてのお話です。   喫煙により健康寿命が10年短く、病気の期間が5年長くなり、寿命が7年短くなるとされています。 増加する病気として、以下のものが、挙げられます。 ①肺がん、喉頭がん、食道がん、口腔ガンなどの悪性腫瘍 ②高血圧 ③糖尿病:発症率は2倍に ④心筋梗塞:発症率は3倍に ⑤くも膜下出血:3〜4倍に ⑥脳梗塞、脳出血 ⑦COPD(慢性閉塞性肺疾患) ⑧胎...

禁煙後の体重増加に気をつけよう

禁煙後1〜6年の間に2〜3Kgの体重増加が禁煙者の80%にみられ,多くは最初の半年間に増加します。 喫煙本数が多いほど,年齢が若いほど体重増加が大きいと言われています。 体重増加の要因として以下のものがあります 禁煙後6ヶ月までの食欲亢進(ご飯が美味しくなります) ニコチンによる交感神経刺激作用消失によるエネルギー消費低下(1日24本の喫煙は,エネルギー消費を10%増加させていました) 消化吸収...

禁煙しませんか 〜タバコがやめられないあなたは、ニコチン依存症です〜

タバコがやめられない方は、ニコチン依存症の状態です。 タバコを吸う事が習慣化すると、タバコを吸っていない時に活動期脳波(β波)の徐波化が起こります。 これにより脳の働きが低下し、ストレスを感じるため、またタバコを吸うという悪循環に陥ります。 喫煙により、肺ガンを始めとした悪性腫瘍、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、動脈硬化性疾患(脳卒中、虚血性心疾患、末梢動脈疾患)などの発症を助長します。 また、受動...