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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

5月31日は『世界禁煙デー』です 〜もう一度禁煙について考えてみませんか!〜

5月31日は『世界禁煙デー』です。 また、6月6日までの1週間は、『禁煙週間』です。 『世界禁煙デー』は、たばこを吸わないことが一般的な社会習慣となるように、世界保健機構(WHO)により定められました。   新型コロナウイルス感染症の流行がおさまらないこの時期に、もう一度禁煙について考えてみましょう。 ①喫煙者では、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが約2倍になります。 ②喫煙は、が...

新しい片頭痛予防薬(抗CGRPモノクローナル抗体製剤) エムガルティ® (ガルカネズマブ)

エムガルティ®の効果について エムガルティ®は、片頭痛の発作回数を減らす注射製剤による予防薬です 片頭痛発作時の血管拡張や炎症反応の直接の原因の一つであるCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)の働きを抑えることにより、片頭痛発作を予防します 日本での反復性片頭痛の患者さんを対象にした試験では、片頭痛を月3.6日減少させました また海外の慢性片頭痛の患者さんを対象にした試験では、片頭痛を月4....

血糖値の上昇を防ぐ食事の方法 5つのポイント

糖尿病で治療中の方や健診で糖尿病(糖代謝異常)が疑われた方など、食事療法の中で、摂取カロリーに気をつけることと共に、食事の仕方も大切です。 以下の「血糖値の上昇を防ぐ食事の方法」に注意して、食事療法を行ってください。   ①炭水化物に偏った食事は避ける 炭水化物は血糖値を急速に上昇させます。 食後1時間くらいで血糖上昇のピークに達し、タンパク質や脂質と比べすぐに血糖値が低下していきます。...

アルコール摂取とメタボリック症候群・生活習慣病の発症について

30歳、40歳代の方が、メタボリック症候群や生活習慣病を健康診断で指摘され、当院に相談に来られています。 その中には、お酒の飲み過ぎが一因かなと思われるケースがあります。   アルコール自体は、そこまで高カロリーではありません。 アルコールのカロリーは、血行の促進や体熱の上昇などに消費されて完全に燃焼し、身体の組織にはならないと言われています。   しかし、食欲が増幅され、適量...

認知症の方との接し方 『脳活性化リハビリテーション5原則』

認知症の患者さんは、認知機能の低下により、失敗を繰り返してしまうことがあります。 初期の状態では、誤りが記憶に残りやすいため、不安感や混乱を抱えてしまいます。 周囲の人々は、このような状況を理解し、受容的かつ共感的に接することで、症状の安定や進行の抑制が期待できます。   以下の『脳活性化リハビリテーション5原則』を心掛け、認知症患者さんに接しましょう。 ①笑顔で楽しく過ごせる場面設定や...

高齢者糖尿病の血糖コントロール目標について

患者さんの認知機能や健康状態からカテゴリーを3つに分類し、低血糖が危惧される薬剤の使用により、目標とするHbA1cが決められています。 これは、重症低血糖が、認知機能を障害するとともに、心血管イべントのリスクなどにもなりうるため、カテゴリー別にHbA1cの目標を設定することにより、低血糖に注意しながら、適切な血糖コントロールを行うためです。     カテゴリー分類に使用する評...

開院2年目を迎えて

当院は、2020(令和2)年4月1日に開院し、1年が経過しました。 新型コロナウイルス感染症の流行のため、開院前の内覧会を中止し、また2度の緊急事態宣言もあり、新型コロナウイルスに大きく影響を受けた1年目でした。 このような中、当院をご利用いただきました皆様には、心より感謝申し上げます。   1年が経過しても、コロナウイルス感染症の終息は、まだ先が見えず、感染対策として期待されるワクチ...

『健康寿命』について 〜100歳になっても、美味しい食事、美味しいお酒を楽しみましょう!〜

『健康寿命』とは、日常生活の制限なく健康的に生活を送ることができる期間を言います。 平均寿命と健康寿命の差は、けがや病気、認知機能の低下や筋力の低下などにより、介護状態となってしまう期間です。   日本ではこの介護状態の期間が欧米各国と比べて長く、6年以上にわたります。 健康寿命を伸ばし、介護状態の期間を短くすることが、健康で生きがいのある老後につながります。 「人生100年時代」などと...

千葉腎カンファランスに参加いたしました

2021年2月16日、Webで行われました『千葉腎カンファランス』に参加いたしました。 日本には、約1330万人の慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidny Disease)患者さんがいると言われています。   講演の内容から、皆様にお伝えすべきことを、わかりやすくお話します。   慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓の機能(尿をキレイにする能力)低下が3ヶ月以上続いてしまう状...

「長い距離を歩くと足が痛くなり、歩けなくなります。少し休むとまた歩けるようになります。」〜この症状は、足の血管の病気かもしれません〜

糖尿病の治療中で喫煙習慣のある70代の女性が、「最近、いつものスーパーまで買い物に行く途中で足が痛くなるんです。でも、少し休むと楽になり、また歩けるようになります。」と訴えられました。 この症状は、『間歇性跛行(かんけつせいはこう)』と言います。   『間歇性跛行(かんけつせいはこう)』は、一定の距離を歩くと痛みやしびれが出現し、徐々に歩行ができなくなります。少し休むと歩けるようになりま...
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