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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

血圧を測るときの注意点  〜あなたは、血圧が正しく測れていますか?〜

血圧は、1日の中でも常に変動しています。 正しい血圧を測るためには、①身体条件 ②測定方法 に注意します。 ①身体条件 ・安静の状態で ・静かな場所で ・いつも同じ時間に(起床時や就寝前など) 【測定に適していない条件】 食事直後、飲酒後、カフェイン含有飲料を飲んだ後、喫煙後、運動後、入浴後、尿意があるとき、寒い場所での測定 など ②測定方法 カフ(圧迫帯)が心臓の高さにくるように、椅子の高さを調...

禁煙しませんか 〜タバコの害について〜

喫煙によるタバコの害についてのお話です。   喫煙により健康寿命が10年短く、病気の期間が5年長くなり、寿命が7年短くなるとされています。 増加する病気として、以下のものが、挙げられます。 ①肺がん、喉頭がん、食道がん、口腔ガンなどの悪性腫瘍 ②高血圧 ③糖尿病:発症率は2倍に ④心筋梗塞:発症率は3倍に ⑤くも膜下出血:3〜4倍に ⑥脳梗塞、脳出血 ⑦COPD(慢性閉塞性肺疾患) ⑧胎...

脳振盪後の競技復帰について

脳振盪、および脳振盪が疑われる場合、短期間に頭部打撲が繰り返されると、軽い頭部打撲であっても重症化する場合があります(セカンドインパクト症候群)。 これを防ぐため、以下のような競技への復帰プロトコールが推奨されます。   段階的競技復帰プロトコール 1:活動なし(体も頭も使わずに完全に休む) 2:軽い有酸素運動 ウォーキングや自転車エルゴメータ−など 3:スポーツに関連した運動 ランニン...

頭を切った 〜頭の傷の処置について〜

皮膚が切れたりした場合、キズの処置が必要になります。 大切なことは、「止血」と「感染予防」です。 出血が少量であれば、圧迫処置により、止まることがほとんどです。 創部は、水道水などで、キレイに洗い流すことが重要です。 創部が深い場合は、縫合処置を必要とします。   ⬜︎ 抜糸(抜鉤)について 縫合処置後1週間程度が目安です。顔面の場合は3〜5日程度です。 ⬜︎...

禁煙後の体重増加に気をつけよう

禁煙後1〜6年の間に2〜3Kgの体重増加が禁煙者の80%にみられ,多くは最初の半年間に増加します。 喫煙本数が多いほど,年齢が若いほど体重増加が大きいと言われています。 体重増加の要因として以下のものがあります 禁煙後6ヶ月までの食欲亢進(ご飯が美味しくなります) ニコチンによる交感神経刺激作用消失によるエネルギー消費低下(1日24本の喫煙は,エネルギー消費を10%増加させていました) 消化吸収...

高尿酸血症・痛風の方の生活指導

健康診断で、よく相談を受けるのが、尿酸の異常高値(高尿酸血症)です。 これを放置すると、とけずに残った尿酸のかたまりが関節(痛風)や腎臓(痛風腎)などに沈着し症状をもたらします。   大事なことは、食生活の改善で、「食べ過ぎ」「お酒の飲み過ぎ」に注意することです。 「食べ過ぎ」で気をつけることは、摂取カロリーを抑えることです。 揚げ物、炒め物を控える、脂身の摂取を減らすなど、調理法や食...

溶連菌感染症についての注意点

A群β溶血性連鎖球菌(溶連菌)による感染症についての注意点   症状として、発熱、咽頭痛、頚部リンパ節腫脹などが挙げられます。 抗菌薬の内服にて、ほとんど改善していきます。 以下の項目に留意し、内服治療、経過観察してください。   溶連菌感染症の生活における注意点 うがい、手洗いを行う 喉に負担がかからないように大声は出さない 辛い食べ物など刺激物は避ける 溶連菌は人から人に...

インフルエンザが疑われる症状で受診される方へ

  Q1. どういう時にインフルエンザを疑いますか? A1. インフルエンザの流行期(通常12〜3月)に、インフルエンザ様症状(発熱、強い寒気、咳、のどの痛み、鼻水、関節の痛み、頭痛、倦怠感など)があれば、インフルエンザが疑われます。時に下痢や嘔吐もみられます。また周囲にインフルエンザの方がいる場合には、より疑わしくなります。   Q2. インフルエンザの確定診断はどのようにつ...

『ズキズキする痛みが1日続き、吐いてしまい寝込むことがたまにあります』 それは、片頭痛かもしれません

30歳代の女性の方が頭痛を主訴に来院されました。 「数年前から月に1回ぐらい、1日中寝込んでしまうような頭痛があります。普通の鎮痛剤では、なかなか良くならないのですが、1日寝れば、つぎの日にはよくなります。」 という訴えでした。 経過、症状から片頭痛が考えられました。 片頭痛の特徴は、 拍動性の頭痛が、 4〜72時間持続します 片側の痛みの場合が多く 悪心・嘔吐を伴い 1日中何もできない状態に...

健康情報の取り扱いに注意しましょう

テレビやインターネット、雑誌などを通じて、「◯◯の食べ物がいい」とか「◯◯の薬は、飲んではいけない」など、健康について、いろいろな情報が発信されています。 以前来院された糖尿病治療中の患者さんの中に、血糖コントロールが突然、悪化してしまった方がいました。 「内服は、忘れずに飲んでいます」、「野菜を中心に毎日バランスのとれた食事をしています」とのことでした。 「何か新しいことをはじめましたか」と聞く...
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