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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

帯状疱疹を予防するためのワクチン

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスに引き起こされ、片側の神経支配領域に一致した痛みと帯状に点在する小水疱を特徴とします。

高齢者はその発症リスクが増大し、加齢以外にも免疫力低下や基礎疾患が帯状疱疹の発症と関係します。

最も多い合併症は帯状疱疹後の神経痛であり、高齢者ではこの発症リスクが高まります。

我が国における帯状疱疹の頻度は、50 歳以上の成人を対象とした香川県における調査(2009~2012 年)において、罹患率は年間1000人当たり10.9人でした。
同調査での再発率については、約3.0%が観察調査期間中(中央値3.09 年)に帯状疱疹を発症しました。

帯状疱疹の予防には、ワクチン接種が有効です。

欧米ではすでに帯状疱疹予防ワクチンは使用可能でしたが、日本でも2016年3月より、50歳以上の成人に対し、水痘ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)
を帯状疱疹予防目的で接種することが可能となりました。
また、2020年1月から使用可能になった不活化ワクチン(シングリックス筋注用)は効果も高く、免疫抑制患者にも使用可能となりました。
以下に、2つのワクチンの比較表をお示しします。
浦安市では、令和6年4月1日以降に接種された方を対象に、帯状疱疹任意予防接種の一部費用の助成を行います。
当院でのワクチン接種は、予約制です。乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」、及びシングリックス筋注用のどちらにも対応しています。
当院まで直接お電話でお申し込みください。