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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

「浦安画像診断セミナー」に参加しました(2022年3月14日開催)

2022年3月14日(月曜日)に浦安画像診断セミナーに参加しました。 今回の講演会では、順天堂大学医学部附属浦安病院の循環器内科の先生が、『冠動脈C T』や、その冠動脈C Tのデータを解析して、心筋の虚血診断を行う検査『F F R C T』について、お話いただきました。 胸の締め付け感や違和感など狭心症が疑われる患者さんには、冠動脈C Tを行い、冠動脈の狭窄の有無を評価します。 狭窄が中等度の場合...

11月14日は、「世界糖尿病デー」です

2021年11月8日(月)〜11月14日(日)は、全国糖尿病週間、そして、11月14日は、「世界糖尿病デー」です。   今年のテーマは 『アドボカシー ~偏見にNO!~』  アドボカシーとは、「権利擁護」や「代弁」などという意味を持つ言葉です。  糖尿病領域においては、患者の権利を守り、不当な偏見をなくすために医療者と患者が共に行政や社会の理解を得るために行う活動のこと。 ...

「最新の糖尿病治療を考える会」で講演しました(2021年10月13日開催)

2021年10月13日(水曜日)に「最新の糖尿病治療を考える会」で講演しました。 このWEB講演会で、「高齢者糖尿病診療におけるGLP-1製剤の役割」という内容でお話しました。   以下、講演のサマリーです。 現在、全糖尿病患者さんの約2/3が65歳以上で、そのうちの1/3の方が70歳以上という、糖尿病患者の高齢化の時代になっています。 高齢者の生理的特徴から、高血糖も低血糖もおこしや...

脳のMR検査で、白質病変って言われました。これって何ですか?

70歳代の女性の方です。 他院で脳ドックをうけたところ、報告書に『大脳白質病変』という結果が記載されていたとのことで、来院されました。   『大脳白質病変』は、主に脳M R IのF L A I Rという撮像で、大脳のなかに白く写ってくる所見です(矢印⇨)。   加齢や生活習慣に関連する脳小血管病の代表的変化で、脳血流低下などによる慢性的な脳虚血や血液脳関門の障害などによって生...

バセドウ病について ー症状、治療法、日常生活の注意点ー

バセドウ病は、甲状腺からのホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。 自己免疫疾患の一つで、細菌やウイルスなどの侵入から、自分の体を守ろうとするために起きた反応(免疫反応)が、逆に自分の体(バセドウ病の場合は、甲状腺)を標的にしてしまいます。   症状として、甲状腺の腫大、脈が早い(頻脈)、動悸、発汗、手の震え、下痢、食欲はあるが太らない、疲れやすい、集中力がない、まぶたの腫れ、眼球突出...

「健診でクレアチニンが高いって言われました。私の腎臓大丈夫ですか?」 −シスタチンCによるeGFR(推定糸球体濾過量)の測定–

40歳代の女性の方が、健診で血清クレアチニン値(Cr)が基準値よりも少し高いと指摘を受け、腎機能低下が疑われるので、再検査をするように指示され、来院されました。   昨年の健診結果は血清クレアチニン値が0.8mg/dlでしたが、今回は、血清クレアチニン値が0.9mg/dlまで上昇しており、eGFRが60ml/分/1.73m2未満に低下していました。 尿一般検査では、尿蛋白も尿潜血も陰性で...

血糖値の上昇を防ぐ食事の方法 5つのポイント

糖尿病で治療中の方や健診で糖尿病(糖代謝異常)が疑われた方など、食事療法の中で、摂取カロリーに気をつけることと共に、食事の仕方も大切です。 以下の「血糖値の上昇を防ぐ食事の方法」に注意して、食事療法を行ってください。   ①炭水化物に偏った食事は避ける 炭水化物は血糖値を急速に上昇させます。 食後1時間くらいで血糖上昇のピークに達し、タンパク質や脂質と比べすぐに血糖値が低下していきます。...

アルコール摂取とメタボリック症候群・生活習慣病の発症について

30歳、40歳代の方が、メタボリック症候群や生活習慣病を健康診断で指摘され、当院に相談に来られています。 その中には、お酒の飲み過ぎが一因かなと思われるケースがあります。   アルコール自体は、そこまで高カロリーではありません。 アルコールのカロリーは、血行の促進や体熱の上昇などに消費されて完全に燃焼し、身体の組織にはならないと言われています。   しかし、食欲が増幅され、適量...

高齢者糖尿病の血糖コントロール目標について

患者さんの認知機能や健康状態からカテゴリーを3つに分類し、低血糖が危惧される薬剤の使用により、目標とするHbA1cが決められています。 これは、重症低血糖が、認知機能を障害するとともに、心血管イべントのリスクなどにもなりうるため、カテゴリー別にHbA1cの目標を設定することにより、低血糖に注意しながら、適切な血糖コントロールを行うためです。     カテゴリー分類に使用する評...

『健康寿命』について 〜100歳になっても、美味しい食事、美味しいお酒を楽しみましょう!〜

『健康寿命』とは、日常生活の制限なく健康的に生活を送ることができる期間を言います。 平均寿命と健康寿命の差は、けがや病気、認知機能の低下や筋力の低下などにより、介護状態となってしまう期間です。   日本ではこの介護状態の期間が欧米各国と比べて長く、6年以上にわたります。 健康寿命を伸ばし、介護状態の期間を短くすることが、健康で生きがいのある老後につながります。 「人生100年時代」などと...
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