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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

開院3周年を迎えることができました

当院は、2020(令和2)年4月1日に開院し、令和5年4月に、3周年を迎えることができました。 2020年春に流行が始まった新型コロナウイルス感染症とともに経過した3年間ですが、このような中でも多くの方々が、当院をご利用いただき、また感染対策にもご協力いただき、心より感謝いたします。   発熱患者さんの受け入れや、コロナワクチン接種などもあり、令和4年度の受診者数は1年目と比べ、約3倍に...

糖尿病治療薬 イメグリミン 〜ミトコンドリアに作用します〜

2型糖尿病治療薬にイメグリミン(ツイミーグ®)という薬剤が、2021年に発売されました。 この薬剤は、細胞にあるミトコンドリアを介して、膵臓においては、インスリンを分泌する細胞(膵β細胞)に働き、グルコース濃度に依存したインスリン分泌を行う作用と、肝臓での糖新生を抑制する作用や骨格筋での糖の取り込みを改善させる作用から血糖値を低下させます。 ミトコンドリア 食事をして血糖値が上昇すると、膵臓では血...

コロナかな?と思ったら  発熱や風邪に対して、事前に薬や検査キットを準備しておきましょう!

熱や風邪症状があると、コロナ感染症じゃないかな?と、心配になると思います。 当院の発熱外来は、申し訳ございませんが、1日6人前後の患者さんしか対応できません。 症状が軽く、自宅で速やかな療養開始を希望される方、重症化リスクを呈していない方などは、抗原定性キットでセルフチェックをしてください。 もし、陽性となったら、陽性者登録センターへ登録してください。 陰性の場合は、コロナ感染症の可能性は低いで...

糖尿病性腎症 -早期発見・早期介入が大切です-

糖尿病で治療中の50歳代の男性の患者さんが、尿に蛋白尿が出たとのことで来院されました。 このままだと、透析になってしまうと非常に心配していました。 糖尿病性腎症による透析導入の割合は、2020年のデータにおいて、全透析導入患者の約40%(約16,000人)であり、原疾患として、第1位となっています。 糖尿病性腎症は、糖尿病の発症から、約5〜10年の経過で、微量アルブミン尿の出現を持って、臨床的に発...

糖尿病による末梢神経障害 〜私、両足の指先がビリビリします〜

糖尿病の患者さんが、「両足の指先や足の裏がビリビリします」と訴えることがあります。 これは、典型的な糖尿病による末梢神経障害による症状です。   糖尿病による末梢神経障害は、網膜症や腎症と比べ、糖尿病発症後、早期より高頻度に見られます。 全身性の神経障害として、①感覚・運動神経が障害される遠位性対称性多発神経障害と②自律神経が障害される糖尿病性自律神経障害があります。   ①の...

特定健診や高齢者健診の検査項目について 〜健康診断の結果を見直しましょう〜

自治体や会社などで行われる特定健診や高齢者健診の主な目的は、生活習慣病の予防です。 検査項目の意味や目的、基準値/受診勧奨判定値を説明します。 指摘を受けた項目があれば、生活習慣の改善につとめてください。特に、受診勧奨判定値の指摘がある場合は、医療機関を受診してください。 ※受診勧奨判定値は、厚労省健康局『標準的な健診・保健指導プログラム』(平成30年度版)を基にしています。 ※基準値は、当院で利...

開院3年目を迎えて

当院は、2020(令和2)年4月1日に開院し、2年が経過しました。 2020年春に流行が始まった新型コロナウイルス感染症は、2年経過しても終焉せず、「緊急事態宣言」や「まん延防止重点措置」が繰り返し発令されました。 2022年の年明けから増えはじめた第6波では、2月に入り国内の1日感染者数が約10万人前後まで増加し、1日の最多感染者数を記録しました。 そして4月をむかえた現在も、5万人前後と下げ止...

「浦安・市川糖尿病医療介護連携オンライン講演会」に参加しました(2022年3月23日開催)

2022年3月23日(水曜日)に浦安・市川糖尿病医療介護連携オンライン講演会に参加しました。 この講演会は、浦安市川地区の糖尿病に関わる方々(医師、看護師、薬剤師、ケアマネージャーなど)の円滑な連携を促進していくことを目的に開催されております。 前半は、東京ベイ浦安市川医療センター 循環器内科 仲間先生が、『糖尿病患者さんの足のシグナルを見逃さない』〜下肢虚血病変治療 up date〜という内容...

「浦安画像診断セミナー」に参加しました(2022年3月14日開催)

2022年3月14日(月曜日)に浦安画像診断セミナーに参加しました。 今回の講演会では、順天堂大学医学部附属浦安病院の循環器内科の先生が、『冠動脈C T』や、その冠動脈C Tのデータを解析して、心筋の虚血診断を行う検査『F F R C T』について、お話いただきました。 胸の締め付け感や違和感など狭心症が疑われる患者さんには、冠動脈C Tを行い、冠動脈の狭窄の有無を評価します。 狭窄が中等度の場合...

片頭痛の予防と抗CGRP関連薬

頭痛の診療ガイドライン2021では、「片頭痛発作が月に2回以上、あるいは生活に支障をきたす頭痛が月に3回以上ある患者では、予防療法の実施について検討する」ことが推奨されています。 この片頭痛の予防薬として、新たに発売された抗CGRP関連薬は、片頭痛発作時の血管拡張や炎症反応の直接の原因の一つであるCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)の働きを抑えることにより、片頭痛発作を予防します。 &nbs...
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