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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

「健康診断で高血圧を指摘されました」 血圧を下げる薬をすぐに飲んだほうがいいですか?

40代の女性の方が、健康診断で、高血圧を指摘され来院されました。 「自宅で血圧測定しても、上の血圧が140mmHgを越えています。血圧を下げる薬をすぐに飲んだほうがいいですか」という質問でした。 直ちに薬物療法をするほうがいいか判断する目安として、高血圧管理・治療ガイドライン2025に『初診時の血圧レベル別の高血圧管理計画』があります。 層別化の判断基準となる予後規定因子は、 年齢(65歳以上...

「血圧が高いですよ」と言われたら、まずは減塩です

高血圧、血圧高値の方が、まず行うことは、食事療法で、減塩食です。 日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」では、1日塩分6g未満が推奨されています。 塩分6gと言われてもあまりイメージがわかないと思います。   塩分1gの目安として、 塩:小さじ1/6杯 減塩しょうゆ:小さじ2杯 濃口醤油:小さじ1杯強 ウスターソース:小さじ2杯 甘口みそ:小さじ2と2/3杯 トマトケチ...

家で血圧を測るには、どのような血圧計がいいですか?(上腕カフ式と手首カフ式の違いについて)

日本高血圧学会『高血圧管理・治療ガイドライン2025』では、家庭血圧測定には「上腕カフ式血圧計」が推奨されています。 上腕カフ式が推奨される理由は、心臓からの距離が近く血管も太いため、測定精度が安定しやすいからです。また、上腕に装着すると自然に心臓と近い高さになりやすく、測定条件が一定になりやすい利点があります。 一方、手首式血圧計は、小型で携帯しやすく、装着が簡単というメリットがあります。 上腕...

家で血圧を測ってみましょう −家庭血圧の測り方−

健診で高血圧を指摘された方が来院されました。 家で血圧を測ることをお願いしたところ、いつ、どのように測ったらよいか質問されたので、記載します。   【血圧の測り方】 ①測定時間は、朝起床後1時間以内と就寝前の1日2度 ②各2回計測し、平均値をとります(1回の計測でも可) ③静かで適度な室温環境、背もたれ付きの座位で1〜2分安静後、血圧計のカフ位置は心臓の高さに維持できる姿勢とします ④...

高血圧

高血圧 高血圧が持続すると、血管の動脈硬化が進行し、脳や心臓のなどの血管障害をはじめとした動脈硬化性疾患のリスクになります。 高血圧管理・治療ガイドライン2025で、『異なる測定法における高血圧基準』は以下の通りです。 測定法 収縮期血圧 (mmHg) 条件 拡張期血圧 (mmHg) 診察室血圧 ≧140 かつ/または ≧90 家庭血圧 ≧135 かつ/または ≧85 自由行動下...

LDLコレステロールが高い方が気を付けるべき食事療法のポイント

LDLコレステロールの高値は、動脈硬化性疾患の最も重要なリスク因子の一つであり、低下させることで、動脈硬化性疾患の発症を有意に減少させます。 LDLコレステロール値が高い方が気を付けるべき食事療法のポイントを示します。 ①炭水化物や脂質の取り過ぎに注意 身体活動に応じた総カロリーを設定し、脂質20〜25%、炭水化物50〜60%程度とする ②飽和脂肪酸の摂りすぎ(バター、ラード、脂身の多い肉、加工肉...

中性脂肪が高い方が気を付けるべき食事のポイント

中性脂肪の高値は、間接的に動脈硬化性疾患の発症リスクの要因となります。また、膵炎の発症リスクも高くなるため、しっかりとした管理が大切です。 中性脂肪が高い方が気を付けるべき食事の7つのポイントを示します。 ①炭水化物の摂りすぎ(特に、白米、パン、麺など生成された糖質) 血糖値の急上昇のため、インスリンの分泌が増加し、中性脂肪の合成が促進されます ②甘いものの摂りすぎ 特に清涼飲料水や菓子パン、果糖...

寒くなってきて血圧が上がってきました 〜季節による家庭血圧の変動について〜

高血圧の患者さんの中には、「冬になると血圧が高くなります」という方や、「夏になると血圧が下がります」という方がいらっしゃいます。 日本における家庭血圧を測定した研究でも、冬の血圧(朝)が、夏に比べ、収縮期6.7mmHg、拡張期2.9mmHg高くなっていました。 日照時間や活動性との関係、塩分摂取や発汗による循環血液量の変化などの影響が推測されます。 降圧薬の用法・用量を季節変化に合わせて調節すると...

高齢者糖尿病患者さんの『サルコペニア肥満』とその対策について

サルコペニアとは、加齢とともに筋肉の量が減少し、身体活動機能が低下した状態です。 筋肉量が一定以下まで低下すると、日常生活の動作が制限されるようになり、寝たきりや転倒骨折などを起こすリスクが非常に高まります。 高齢者では、筋肉量の減少に伴い、相対的に脂肪の割合が増加するため、いわゆる『サルコペニア肥満』の頻度が増加します。。 この対策には、サルコペニアを起こさせない適切なエネルギー設定(過度なエネ...

糖尿病治療薬 イメグリミン 〜ミトコンドリアに作用します〜

2型糖尿病治療薬にイメグリミン(ツイミーグ®)という薬剤が、2021年に発売されました。 この薬剤は、細胞にあるミトコンドリアを介して、膵臓においては、インスリンを分泌する細胞(膵β細胞)に働き、グルコース濃度に依存したインスリン分泌を行う作用と、肝臓での糖新生を抑制する作用や骨格筋での糖の取り込みを改善させる作用から血糖値を低下させます。 ミトコンドリア 食事をして血糖値が上昇すると、膵臓では血...
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