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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

食事に気をつけているのに、どうしてコレステロールが下がらないのかしら?  −高コレステロール血症と女性ホルモンの関係–

50代女性の方でした。

数年前からL D L(悪玉)コレステロールが上昇し始め、基準値を越えるようになったということで、相談にこられました。

「食事にとても気をつけています。どうしてコレステロールが下がらないのですか?」と質問を受けました。

 

女性の場合、L D Lコレステロール値が、年を重ねるにつれ、上昇してくることがよくあります。

これは、女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が低下してくるためで、エストロゲンには、コレステロールの合成を抑制する働きがあるからです。

エストロゲンは、60歳頃からさらに減少のスピードが増加していきます。

食事療法をしっかり行っていただいても、なかなか低下しないのは、このためです。

 

内服治療が必要かどうかは、年齢、性別、その他の生活習慣病の既往など複数の項目をもとに、コレステロール管理目標値や冠動脈疾患がどの程度発症しやすいかを計算し、それを参考に決定します。

 

冠動脈疾患発症予測 脂質管理目標設定ツール (日本動脈硬化学会 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版より)アプリ(Web版)を使用して、自己の管理目標値などがわかります。

http://www.j-athero.org/publications/gl2017_app.html

 

コレステロール高値を指摘された方は、「浦安やなぎ通り診療所」にご相談下さい。

 

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