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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所
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中性脂肪の高値は、間接的に動脈硬化性疾患の発症リスクの要因となります。また、膵炎の発症リスクも高くなるため、しっかりとした管理が大切です。
中性脂肪が高い方が気を付けるべき食事の7つのポイントを示します。
①炭水化物の摂りすぎ(特に、白米、パン、麺など生成された糖質)
血糖値の急上昇のため、インスリンの分泌が増加し、中性脂肪の合成が促進されます
②甘いものの摂りすぎ
特に清涼飲料水や菓子パン、果糖ブドウ糖液糖などの加工品に注意しましょう
③飽和脂肪酸の摂りすぎ(バター、ラード、脂身の多い肉、加工肉など)
LDLコレステロールや中性脂肪が上昇しやすくなります
④アルコールの摂りすぎ
肝臓での中性脂肪の合成が促進されます
⑤運動不足、間食に注意
エネルギー消費が少ないと、間食などによる余分な糖質、脂質が蓄積しやすくなります
⑥オメガ3系脂肪酸の摂取を
イワシ、サンマ、サバなどの青魚に多く含まれる「EPA」や「DHA」が代表的なオメガ3系脂肪酸で、LDLコレステロールを上げずに、中性脂肪を下げる作用があります
⑦食物繊維の摂取不足
特に、水溶性食物繊維(野菜、海藻、きのこ、大麦など)は脂質代謝を助けます
中性脂肪が高いと言われた方は、これらの点に注意して、食事をしてみましょう。