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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所
内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所
2021年2月16日、Webで行われました『千葉腎カンファランス』に参加いたしました。
日本には、約1330万人の慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidny Disease)患者さんがいると言われています。
講演の内容から、皆様にお伝えすべきことを、わかりやすくお話します。
慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓の機能(尿をキレイにする能力)低下が3ヶ月以上続いてしまう状態で、徐々に低下していくと、最終的には、透析(血液透析/腹膜透析)や腎移植が必要になります。
また、慢性腎臓病の患者さんは、心臓病や脳卒中などの心血管疾患になりやすいというリスクもあります。
このように慢性腎臓病を防止することは、生活の質を保ち、健康寿命の延伸につながります。
まず、健康診断を受けること(血液検査と尿検査)で、自分が慢性腎臓病なのかどうか診断することができます。
腎機能eGFR(eGFR:推定糸球体濾過量estimated glomerular filtration rate)と尿蛋白より、重症度を判定し、上記のフローチャートに沿って、診断していきます。
必要時には、腎臓専門医に紹介させていただきます。
ご不明な点は、当院「浦安やなぎ通り診療所」まで、お問い合わせください。
参考ブログ:腎機能の指標(クレアチニン、eGFR)と慢性腎臓病の重症度分類
慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)