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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

バセドウ病について ー症状、治療法、日常生活の注意点ー

バセドウ病は、甲状腺からのホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。

自己免疫疾患の一つで、細菌やウイルスなどの侵入から、自分の体を守ろうとするために起きた反応(免疫反応)が、逆に自分の体(バセドウ病の場合は、甲状腺)を標的にしてしまいます。

 

症状として、甲状腺の腫大、脈が早い(頻脈)、動悸、発汗、手の震え、下痢、食欲はあるが太らない、疲れやすい、集中力がない、まぶたの腫れ、眼球突出などが見られます。

 

甲状腺のホルモンを正常にする必要があり、治療として、薬物療法、アイソトープ療法、手術療法があります。

【バセドウ病の3つの治療法】

また、バセドウ病の患者さんが日常生活で気をつけることがあります。

  • 規則正しい生活,充分な休養、睡眠(ストレス,過労が誘因に)をとること
  • 中毒症状期は,激しい運動を制限する
  • 中毒症状期は,手術,抜歯,侵襲を伴う検査などを避ける
  • 禁煙指導(眼症を悪化させる可能性がある)

 

上記のような症状がある場合には、かかりつけの先生や当院まで、ぜひご相談ください。

 

参考:

日本甲状腺学会 バセドウ病治療ガイドライン2019