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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所
内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所
タバコの本数を減らしたり、ニコチンの少ないタバコに変えたりして、健康に気遣っている愛煙家の方がいらっしゃいます。
1日当たりの喫煙本数と循環器疾患の罹患リスクには関連があります。
心筋梗塞などの虚血性心疾患のリスクは、吸わない人に比べて、1日の喫煙本数がたとえ5本でも1.5倍、脳卒中のリスクについては、1日の喫煙本数がたとえ1本でも約1.5倍高まります。
タバコを吸わない人と比べると、1日1本の喫煙でも、心筋梗塞や脳卒中などの重篤な循環器疾患に罹患しやすくなるのです。
脳卒中や循環器疾患の発症予防のためのクスリを内服している方が、タバコを吸っていると、その予防効果がなくなってしまうかもしれません。
『タバコはやめないと意味があまりありません。』
また、自分の健康だけでなく、周りの方の健康にも配慮して生活しましょう。
「浦安やなぎ通り診療所」では、皆様の禁煙治療をサポートします。
日本禁煙学会禁煙認定医が治療にあたります。
ご希望の方は、ぜひ、ご相談ください。
参考文献:Low Cigarette Consumption and Risk of Coronary Heart Disease and Stroke: Meta-Analysis of 141 Cohort Studies in 55 Study Reports
Hackshaw A, et al. BMJ. 2018; 360 doi