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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所
内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所
30代の男性が頭痛を主訴に来院されました。
「毎年この時期に、目の奥がえぐられるような痛みが、1ヶ月ぐらい続きます。その痛みは強烈で、落ち着かなくなります。普通の鎮痛剤を内服しても改善しません。でも痛くない時は、全く痛みを感じません」
おそらく、群発頭痛と考えられました。
群発頭痛の特徴は、
などです。
大まかな特徴として、7つの1があるとも言われています。
1年に1周期1ヶ月間程度、
1日1回午前中に1時間程度の痛みが、
1側の目の奥がえぐられるように、ひどく痛む
治療として頭痛発作時は、
片頭痛の時に使われるトリプタン製剤の注射や点鼻、そして酸素(フェイスマスク側管より 7ℓ/分で15分間)など効果があります。
予防としては、
血管を広げる薬やステロイドの内服が使用されます。
また、群発期の飲酒は、頭痛発作を誘発すると言われており、禁酒すべきです。
このような痛みに、困っている方は、当院「浦安やなぎ通り診療所」までご相談ください。一緒に良い治療方法を探していきましょう。
参考資料:
頭痛診療ハンドブック 中外医学社
頭痛診療Update 一次性頭痛 神経治療 2018