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ブログ

内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

『健康寿命』について 〜100歳になっても、美味しい食事、美味しいお酒を楽しみましょう!〜

『健康寿命』とは、日常生活の制限なく健康的に生活を送ることができる期間を言います。 平均寿命と健康寿命の差は、けがや病気、認知機能の低下や筋力の低下などにより、介護状態となってしまう期間です。   日本ではこの介護状態の期間が欧米各国と比べて長く、6年以上にわたります。 健康寿命を伸ばし、介護状態の期間を短くすることが、健康で生きがいのある老後につながります。 「人生100年時代」などと...

「長い距離を歩くと足が痛くなり、歩けなくなります。少し休むとまた歩けるようになります。」〜この症状は、足の血管の病気かもしれません〜

糖尿病の治療中で喫煙習慣のある70代の女性が、「最近、いつものスーパーまで買い物に行く途中で足が痛くなるんです。でも、少し休むと楽になり、また歩けるようになります。」と訴えられました。 この症状は、『間歇性跛行(かんけつせいはこう)』と言います。   『間歇性跛行(かんけつせいはこう)』は、一定の距離を歩くと痛みやしびれが出現し、徐々に歩行ができなくなります。少し休むと歩けるようになりま...

糖尿病治療薬 SGLT2阻害薬について

糖尿病治療薬 SGLT2阻害薬について SGLT2阻害薬は、“血液中の余分な糖を尿中に排泄して、血糖値を下げる薬”です。   通常、糖は腎臓の糸球体で濾過された後に、腎尿細管にある糖輸送蛋白S G L T2(sodium-glucose cotransporter2)の働きにより再吸収され、ほとんどの糖が血液中に戻るため尿へ排泄されることはありません。 しかし、糖尿病のように高血糖の状...

糖尿病治療薬 GLP-1受容体作動薬について

糖尿病治療薬 GLP-1受容体作動薬について   GLP-1とは、食後に腸管から分泌されるインクレチンというホルモンの1つです。 作用として、血糖値の上昇にあわせて ①膵臓に働いて、インスリンを出しやすくする ②グルカゴンという血糖を上げるホルモンを出しにくくする ③脳や消化管に働いて食欲を抑制し、体重減少にも働く などの働きがあります。 GLP-1は、分泌されるとDPP-4という酵素に...

11月14日は、「世界糖尿病デー」です

11月14日は、「世界糖尿病デー」です。 この日は、インスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日で、世界に拡がる糖尿病の脅威に対応するために制定されました。 2019年において、糖尿病は、世界の人口の約9.3%となる、4億6300万人が罹患し、6秒に1人のペースで糖尿病に関連して、お亡くなりになっています。 日本国内では、平成28年の国民健康・栄養調査では、総人口の15%を超える約2,00...

高齢者糖尿病の特徴と問題点について

年齢とともに体は変化していきます。 高齢者の糖尿病では、どのような特徴と問題点があるのでしょうか。 1.糖尿病患者さんの高齢化がすすんでいます。 全糖尿病患者さんの約2/3が65歳以上で、その約1/3が70歳以上という時代を迎えています 2.血糖の変動について、高血糖にも低血糖にもなりやすい状態です。 高齢者では、インスリン感受性の低下(インスリンが効きにくくなる)や脱水などになりやすいため...

糖尿病医療介護連携の会でお話しさせていただきました

2020年8月31日(月曜日)に浦安・市川糖尿病医療介護連携オンライン講演会にて講演させていただきました。 この講演会は、浦安市川地区の糖尿病に関わる方々(医師、看護師、薬剤師、ケアマネージャーなど)の円滑な連携を促進していくことを目的に開催されました。 ここで、「高齢者糖尿病患者さんを診療する際の注意点」という内容でお話しました。   現在、全糖尿病患者さんの約2/3が65歳以上で、...

血糖値を「見える化」してくれます 〜針で刺さなくていい血糖測定器(FreeStyleリブレ®)〜

今までの自己血糖測定は、指先などを針で刺し、その血液を血糖測定器で測定するものでした。 この、FreeStyle(フリースタイル)リブレ®は、皮膚に貼り付けたセンサーに血糖測定器(Readerリーダー)を近づけることにより、自己血糖(正確には、間質液中のグルコース濃度)を測定することが可能になります。 以前からありましたが、令和2年4月の診療報酬改定から、2型糖尿病でインスリンを使用している患者さ...

糖尿病の方の飲酒について -アルコール摂取と血糖値、中性脂肪の関係-

「糖質の入っていない蒸留酒なら血糖値は上がらないでしょ」と、お酒を飲まれる糖尿病の患者さんから質問を受けました。 大体、正解ですが、注意すべきことが5つあります。 ①アルコール自体は、体内でブドウ糖に変化しないため、血糖値は上がりません。 しかし、アルコールは、肝臓内のグリコーゲンをブドウ糖に分解することを促進させるため、一過性に血糖値は上がります。 ②ビール、日本酒、ワイン、カクテル、甘い飲み...

働き盛りの方の糖尿病診療の中断について

新型コロナウイルス感染症によるステイホームを理由に糖尿病診療が中断してしまった、働き盛りの30歳代の男性が来院されました。 糖尿病診療の中断により、血糖コントロールの指標であるHbA1cは8%を超えていました(HbA1cの正常値:6.2%以下)。   新型コロナウイルス感染症の拡大前は、薬を内服し、定期的に運動をして、血糖コントロールは良好でしたが、感染拡大防止のため、在宅勤務、sta...
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