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ブログ

内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

甲状腺機能亢進症 -「これって更年期障害かしら」動悸、発汗、ほてり、手のふるえ-

来院されたのは、40歳後半の女性の方でした。 1ヶ月ぐらい前から,少し動くと動悸(胸がドキドキ)を感じるようになりました。また、汗をかきやすくなったり,ほてったり,疲れやすいという症状もありました。 「更年期障害」と思い,近医の産婦人科を受診したところ,「その可能性もありますが,脈も早いので内科を受診しましょう」ということで,内科へ紹介になりました。患者さんからお話を聞くと,他にも不眠や食欲亢進,...

授乳中の片頭痛薬について

妊娠期間は、片頭痛発作が軽減・消失する傾向にありますが、出産後授乳期に入ると、比較的早期に片頭痛発作が出現するため、薬剤の乳汁移行が問題となります。 授乳婦がトリプタンを使用した場合には、スマトリプタン(イミグラン®)は使用後 12 時間、その他のトリプタンは 24 時間経過した後に授乳させることが望ましいと言われています. また、エレトリプタン(レルパックス®)のヒト母乳中への移行は投与後24時...

足のむくみ -たかが「むくみ」と考えずに、何かの病気が隠れているかもしれません-

80歳代の女性の方が、3ヶ月くらい前からの両足のむくみを主訴に来院されました。 両足のむくみ以外には、息切れ、呼吸苦、体重増加などの訴えはありませんでしたが、来院時の血圧が200mmHgぐらいまで高くなっていました。 健診も受けていないようで、ご家族にお聞きすると、以前から高血圧は指摘されているが、治療していないとのことでした。 胸のレントゲンを撮影すると、心臓の陰影が拡大し、胸にお水(胸水)も...

熱中症予防(コロナウイルス感染対策下において)

近年、地球温暖化の影響により、5月頃から日中の気温が30度前後まで上昇することが多く、この頃から熱中症の発症も増加してきます。 さらに今年は、コロナウイルス感染対策が、熱中症を引き起こす要因となってしまう可能性もあります。   熱中症にならないためには、予防対策が最も重要です。 熱中症を引き起こす条件として、 A 環境要因
気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い、エ...

季節による家庭血圧の変動について

高血圧の患者さんの中には、「冬になると血圧が高くなります」という方や、「夏になると血圧が下がります」という方がいらっしゃいます。 日本における家庭血圧を測定した研究でも、冬の血圧(朝)が、夏に比べ、収縮期6.7mmHg、拡張期2.9mmHg高くなっていました。 日照時間や活動性との関係、塩分摂取や発汗による循環血液量の変化などの影響が推測されます。 降圧薬の用法・用量を季節変化に合わせて調節すると...

オンライン授業やテレワークなど環境の変化により起こりやすい頭痛

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、学習環境、労働環境が大きく変わった方が多いと思います。 学生の方はオンライン授業で、ビジネスマンの方はテレワークなどで、コンピューターをいつもより長時間操作し、椅子や机、照明など今までとは異なった環境下で作業を行うようになっています。 このため、目の疲れ、肩こり、首の痛みなどを原因として、緊張型頭痛が起きやすい状況にあります。 緊張型頭痛は、後頚部、後...

三叉神経痛 −こめかみのところを触られるとすごく痛いんです。先生触らないでください。−

症例は、70歳代の女性の方です。 数ヶ月前から、右こめかみ付近を触ると、電気が走ったような鋭い痛みが、数秒から数分見られるようになったとのことでした。 「同じところを触ると、痛みが誘発されるんです。かかりつけの内科の先生に症状を話したところ、皮膚科を紹介されました。 皮膚科の先生からは、皮膚は特に問題ないので、頭痛専門の先生に見てもらいましょう、ということになり受診しました」ということでした。 &...

片頭痛用のクスリがあります ―トリプタン系薬剤―

トリプタン系薬剤は、片頭痛や群発頭痛に効果があるクスリです。 その作用機序は、神経伝達に関与するセロトニン受容体に働き、血管を収縮させたり、血管拡張に関わる物質の放出を抑制したりします。 現在、トリプタン系薬剤は5種類あり、錠剤、注射薬、点鼻液などの剤型があります。錠剤の中には後発品が発売されているものもあります。   服用のタイミング 頭痛が軽度か,もしくは頭痛発作早期 (発症より1時...

軽度認知機能障害(MCI)という状態 −「私、認知症かしら」と心配な方、「おばあちゃん、最近物忘れがひどいは」と認知症が心配なご家族の方へ−

正常とは言えないが認知症とも診断し得ない,境界状態あるいは認知症の前駆状態とも呼ぶべき状態を『軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment)』と言います。 加齢現象なのか、認知症なのか、確実に判断するのは困難です。 MCIでは、物忘れの訴えや記憶力の低下などは見られますが、日常生活動作は正常です。日常生活動作は、以下のブログの中のSHAFTの項目をチェックしてください。 参照...

糖尿病 『何が怖いの?』 合併症が怖いんです

血糖が高いだけでは、症状はほとんどありません。 しかし、血糖値が高い状態が長年持続するといろいろな合併症が、発症してきます。   細小血管障害として3大合併症には、 ①神経障害、②網膜症、③腎障害 が、   また大血管障害(動脈硬化性変化)として、 ①糖尿病性足壊疽、②脳血管障害、③虚血性心疾患 などがあります。 このほかにも、歯周病や認知症などとも関連があります。  ...
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