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ブログ

内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

薬剤誘発性高血圧 −あなたの高血圧、薬が原因かもしれません−

60代の女性の方が、血圧上昇と、顔のほてりを主訴に来院されました。 高血圧に対して、血圧を下げる薬を内服していますが、コントロールは良好でした。 血圧が高い原因を探るため、お話を聞くと、肩の痛みが悪化したので、数日前に整形外科でステロイドの注射を打ってもらったとのことでした。 他に要因がないため、このステロイド注射によるナトリウム、及び水貯留作用により血圧が上昇した可能性が高いと考えられました。...

高齢者糖尿病の特徴と問題点について

年齢とともに体は変化していきます。 高齢者の糖尿病では、どのような特徴と問題点があるのでしょうか。 1.糖尿病患者さんの高齢化がすすんでいます。 全糖尿病患者さんの約2/3が65歳以上で、その約1/3が70歳以上という時代を迎えています 2.血糖の変動について、高血糖にも低血糖にもなりやすい状態です。 高齢者では、インスリン感受性の低下(インスリンが効きにくくなる)や脱水などになりやすいため...

糖尿病医療介護連携の会でお話しさせていただきました

2020年8月31日(月曜日)に浦安・市川糖尿病医療介護連携オンライン講演会にて講演させていただきました。 この講演会は、浦安市川地区の糖尿病に関わる方々(医師、看護師、薬剤師、ケアマネージャーなど)の円滑な連携を促進していくことを目的に開催されました。 ここで、「高齢者糖尿病患者さんを診療する際の注意点」という内容でお話しました。   現在、全糖尿病患者さんの約2/3が65歳以上で、...

血糖値を「見える化」してくれます 〜針で刺さなくていい血糖測定器(FreeStyleリブレ®)〜

今までの自己血糖測定は、指先などを針で刺し、その血液を血糖測定器で測定するものでした。 この、FreeStyle(フリースタイル)リブレ®は、皮膚に貼り付けたセンサーに血糖測定器(Readerリーダー)を近づけることにより、自己血糖(正確には、間質液中のグルコース濃度)を測定することが可能になります。 以前からありましたが、令和2年4月の診療報酬改定から、2型糖尿病でインスリンを使用している患者さ...

高血圧のクスリは一度飲み始めるとやめられませんか?

健康診断で、高血圧を指摘された患者さんに、「血圧のクスリは、飲み始めるとずっと飲まなくてはいけないのでしょ?」という質問を受けました。 この答えは、YesでもありNoでもあります。 血圧が上昇する原因により、答えが変わってきます。 まず、塩分の過剰摂取で高血圧になっている方では、減塩食だけで、降圧薬が要らなくなる方もいます。 高血圧性の脳出血で入院した方などでも、急性期は、降圧薬を使用していても...

糖尿病の方の飲酒について -アルコール摂取と血糖値、中性脂肪の関係-

「糖質の入っていない蒸留酒なら血糖値は上がらないでしょ」と、お酒を飲まれる糖尿病の患者さんから質問を受けました。 大体、正解ですが、注意すべきことが5つあります。 ①アルコール自体は、体内でブドウ糖に変化しないため、血糖値は上がりません。 しかし、アルコールは、肝臓内のグリコーゲンをブドウ糖に分解することを促進させるため、一過性に血糖値は上がります。 ②ビール、日本酒、ワイン、カクテル、甘い飲み...

働き盛りの方の糖尿病診療の中断について

新型コロナウイルス感染症によるステイホームを理由に糖尿病診療が中断してしまった、働き盛りの30歳代の男性が来院されました。 糖尿病診療の中断により、血糖コントロールの指標であるHbA1cは8%を超えていました(HbA1cの正常値:6.2%以下)。   新型コロナウイルス感染症の拡大前は、薬を内服し、定期的に運動をして、血糖コントロールは良好でしたが、感染拡大防止のため、在宅勤務、sta...

夏に注意!! -ペットボトル症候群-

夏の暑い日に30才台の男性が、頭痛と微熱を主訴に来院しました。 熱中症による症状を考えましたが、お話を聞くと、ここ数ヶ月で、体重減少や口渇、多飲、多尿などの症状があるとのことです。 肉体労働のため、大量に汗をかくので、作業中にスポーツドリンクを2L以上飲み、また普段からも清涼飲料水を飲むことが多いということでした。   高血糖を疑い、血糖値を測定すると、400mg/dl(空腹時血糖の正常...

食事に気をつけているのに、どうしてコレステロールが下がらないのかしら?  −高コレステロール血症と女性ホルモンの関係–

50代女性の方でした。 数年前からL D L(悪玉)コレステロールが上昇し始め、基準値を越えるようになったということで、相談にこられました。 「食事にとても気をつけています。どうしてコレステロールが下がらないのですか?」と質問を受けました。   女性の場合、L D Lコレステロール値が、年を重ねるにつれ、上昇してくることがよくあります。 これは、女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が...

タバコの本数を減らしてもダメですよ!! −喫煙本数と循環器罹患リスクの関係–

タバコの本数を減らしたり、ニコチンの少ないタバコに変えたりして、健康に気遣っている愛煙家の方がいらっしゃいます。   1日当たりの喫煙本数と循環器疾患の罹患リスクには関連があります。 心筋梗塞などの虚血性心疾患のリスクは、吸わない人に比べて、1日の喫煙本数がたとえ5本でも1.5倍、脳卒中のリスクについては、1日の喫煙本数がたとえ1本でも約1.5倍高まります。   タバコを吸わ...
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