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ブログ

内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

働き盛りの方の糖尿病診療の中断について

新型コロナウイルス感染症によるステイホームを理由に糖尿病診療が中断してしまった、働き盛りの30歳代の男性が来院されました。 糖尿病診療の中断により、血糖コントロールの指標であるHbA1cは8%を超えていました(HbA1cの正常値:6.2%以下)。   新型コロナウイルス感染症の拡大前は、薬を内服し、定期的に運動をして、血糖コントロールは良好でしたが、感染拡大防止のため、在宅勤務、sta...

夏に注意!! -ペットボトル症候群-

夏の暑い日に30才台の男性が、頭痛と微熱を主訴に来院しました。 熱中症による症状を考えましたが、お話を聞くと、ここ数ヶ月で、体重減少や口渇、多飲、多尿などの症状があるとのことです。 肉体労働のため、大量に汗をかくので、作業中にスポーツドリンクを2L以上飲み、また普段からも清涼飲料水を飲むことが多いということでした。   高血糖を疑い、血糖値を測定すると、400mg/dl(空腹時血糖の正常...

食事に気をつけているのに、どうしてコレステロールが下がらないのかしら?  −高コレステロール血症と女性ホルモンの関係–

50代女性の方でした。 数年前からL D L(悪玉)コレステロールが上昇し始め、基準値を越えるようになったということで、相談にこられました。 「食事にとても気をつけています。どうしてコレステロールが下がらないのですか?」と質問を受けました。   女性の場合、L D Lコレステロール値が、年を重ねるにつれ、上昇してくることがよくあります。 これは、女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が...

タバコの本数を減らしてもダメですよ!! −喫煙本数と循環器罹患リスクの関係–

タバコの本数を減らしたり、ニコチンの少ないタバコに変えたりして、健康に気遣っている愛煙家の方がいらっしゃいます。   1日当たりの喫煙本数と循環器疾患の罹患リスクには関連があります。 心筋梗塞などの虚血性心疾患のリスクは、吸わない人に比べて、1日の喫煙本数がたとえ5本でも1.5倍、脳卒中のリスクについては、1日の喫煙本数がたとえ1本でも約1.5倍高まります。   タバコを吸わ...

お酒の適切な摂取量について

厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒量」は、1日平均純アルコールで約20g程度であるとされています。 一般に女性は男性に比べてアルコール分解速度が遅く、体重あたり同じ量だけ飲酒したとしても、女性は臓器障害を起こしやすいため、女性は男性の1/2~2/3程度が適当と考えられています。   通常、純アルコール量は、グラム(g)で表され、アルコール...

『閉塞性睡眠時無呼吸症候群』 -寝ているときにいびきがうるさい方、日中に強い眠気を感じる方は、一度検査を受けてみましょう-

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS:Obstructive sleep apnea syndrome)とは、寝ているときに空気の通り道が狭くなったり、塞がったりすることにより、日常生活に様々な障害を引き起こす疾患です。 夜間の症状として、「いびき」や「呼吸が止まる」など、また、良好な睡眠が取れないため、日中の倦怠感や眠気、頭重感などを生じます。 このOSASは、睡眠中に酸素の取り込みが低下するため...

スポーツドリンク、経口補水液の飲み過ぎに注意!!

運動時に飲むスポーツドリンクは、糖分も塩分も補給できるため、熱中症対策でも推奨されます。 (商品で若干異なりますが)市販されている500mlのペットボトル内には、実はおおよそ角砂糖が6から7個程度含まれています。 糖尿病の方が頻繁に飲むと血糖コントロールの不良につながりますし、健康な方が大量に長期間飲むと糖尿病を発症する恐れがあります。 また、塩分は500ml中0.5gから0.6g含まれています。...

甲状腺機能亢進症 -「これって更年期障害かしら」動悸、発汗、ほてり、手のふるえ-

来院されたのは、40歳後半の女性の方でした。 1ヶ月ぐらい前から,少し動くと動悸(胸がドキドキ)を感じるようになりました。また、汗をかきやすくなったり,ほてったり,疲れやすいという症状もありました。 「更年期障害」と思い,近医の産婦人科を受診したところ,「その可能性もありますが,脈も早いので内科を受診しましょう」ということで,当院へ紹介になりました。患者さんからお話を聞くと,他にも眠れなくなったり...

急性腎障害(AKI:Acute Kidney Injury)

急性の経過で起こる腎機能障害のことです。 その定義として、 血清クレアチニンが、48時間以内に0.3 mg/dL以上の上昇 血清クレアチニンの基礎値から、7日以内に1.5倍以上の増加 尿量0.5 mL/体重Kg/時以下が6時間以上持続 とされ、 以上のうち、一つを満たせばAKIと診断します。   その原因として ①腎臓を流れる血流(腎灌流量)の低下 ②急性糸球体腎炎、血管炎、間質性腎...

慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)

慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)とは、腎障害が慢性的に持続する病態です。 原因疾患として、糖尿病性腎症、糸球体疾患、腎硬化症、多発性嚢胞腎などがあります。 糸球体濾過量(GFR:glomerular filtration rate)と尿蛋白量から重症度を決定し、ステージにあった治療をすることで、心血管疾患の発症や末期腎不全への移行を抑制します。   何が...
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