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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

働き盛りの方の糖尿病診療の中断について


新型コロナウイルス感染症によるステイホームを理由に糖尿病診療が中断してしまった、働き盛りの30歳代の男性が来院されました。

糖尿病診療の中断により、血糖コントロールの指標であるHbA1cは8%を超えていました(HbA1cの正常値:6.2%以下)。

 

新型コロナウイルス感染症の拡大前は、薬を内服し、定期的に運動をして、血糖コントロールは良好でしたが、感染拡大防止のため、在宅勤務、stay homeとなったため、通勤もしなくなり、ジムにも行かなくなり、活動量が低下したとのことです。

そして、感染の恐れから医療機関の受診も遠のいてしまったとのことでした。

 

このような受診の中断は、当然血糖コントロールの悪化につながります。

血糖コントロールが安定するまで、時間がかかったり、今まで内服していた薬では、血糖コントロールができなくなったり、合併症を発症してしまいます。

 

この働き盛りの方の未治療や治療中断については、コロナウイルス感染症の拡大前から重要視されていました。

平成28年の調査では、40歳代の男性で、糖尿病が強く疑われる方(HbA1c≧6.5%)のうち48.5%が治療を受けていないというデータがあります。

仕事の多忙を理由に、医療機関の受診が遠のいているのです。

 

現在、糖尿病の治療薬は多岐にわたっており、以前と比べると血糖コントロールはしやすくなっています。

早期介入、治療継続はとても大切なことなのです。

この働き盛りの年代の方々は、将来糖尿病合併症の発症が懸念されることから、受診を推奨し治療を継続して行くことが重要です。

中断しないに越したことはありませんが、この方のように、再度受診し、治療をして行く勇気は必要です。

このまま、治療をせずに放置してしまえば、重大な合併症を発症させてしまうのは、目に見えています。

 

大きな病院ですと、予約時間も決まっており、予約の変更なども大変ですが、当院では、木曜日、日曜日以外は診療しており、夜間も18時半まで受付していますので、比較的受診しやすいかと思います。

糖尿病治療を中断している方、糖尿病が強く疑われる方は、ぜひ「浦安やなぎ通り診療所」までご相談ください。