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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

群発頭痛の発作時に対するスマトリプタンの皮下注射

群発頭痛の痛みは、トリプタン製剤の内服では、なかなか効果を期待することが難しく、点鼻薬を使用する場合もあります(どちらも保険適応外)。 これらの治療でも改善が難しい場合には、スマトリプタン (イミグラン®)の皮下注射が最も即効性があり有効です。 自己注射キットがあり、自宅や会社で痛みの発作が出た場合にも対応できます。 ただし、1日2回までの使用になります(必ず1時間以上間隔をあける)。 1日3...

天気と頭痛について

梅雨の時期や台風の前後などに頭痛を訴えて来院される患者さんが増える印象があります。 雨の日、日差しが強い時、急に気圧が低下した時、高温多湿の気象条件の時に片頭痛を発症する頻度が高いようです。 日本の梅雨や台風の季節は、上記の気象変化が揃っていて、頭痛を誘発されやすいと考えられます。 片頭痛に対する急性期治療は、トリプタン製剤が有効です。この時期に片頭痛の頻度が増加するようなら、一時的に予防薬の使...

授乳中の片頭痛薬について

妊娠期間は、片頭痛発作が軽減・消失する傾向にありますが、出産後授乳期に入ると、比較的早期に片頭痛発作が出現するため、薬剤の乳汁移行が問題となります。 授乳婦がトリプタンを使用した場合には、スマトリプタン(イミグラン®)は使用後 12 時間、その他のトリプタンは 24 時間経過した後に授乳させることが望ましいと言われています. また、エレトリプタン(レルパックス®)のヒト母乳中への移行は投与後24時...

オンライン授業やテレワークなど環境の変化により起こりやすい頭痛

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、学習環境、労働環境が大きく変わった方が多いと思います。 学生の方はオンライン授業で、ビジネスマンの方はテレワークなどで、コンピューターをいつもより長時間操作し、椅子や机、照明など今までとは異なった環境下で作業を行うようになっています。 このため、目の疲れ、肩こり、首の痛みなどを原因として、緊張型頭痛が起きやすい状況にあります。 緊張型頭痛は、後頚部、後...

三叉神経痛 −こめかみのところを触られるとすごく痛いんです。先生触らないでください。−

症例は、70歳代の女性の方です。 数ヶ月前から、右こめかみ付近を触ると、電気が走ったような鋭い痛みが、数秒から数分見られるようになったとのことでした。 「同じところを触ると、痛みが誘発されるんです。かかりつけの内科の先生に症状を話したところ、皮膚科を紹介されました。 皮膚科の先生からは、皮膚は特に問題ないので、頭痛専門の先生に見てもらいましょう、ということになり受診しました」ということでした。 &...

片頭痛用のクスリがあります ―トリプタン系薬剤―

トリプタン系薬剤は、片頭痛や群発頭痛に効果があるクスリです。 その作用機序は、神経伝達に関与するセロトニン受容体に働き、血管を収縮させたり、血管拡張に関わる物質の放出を抑制したりします。 現在、トリプタン系薬剤は5種類あり、錠剤、注射薬、点鼻液などの剤型があります。錠剤の中には後発品が発売されているものもあります。   服用のタイミング 頭痛が軽度か,もしくは頭痛発作早期 (発症より1時...

〜それは、群発頭痛です〜「毎年この時期に、目の奥がえぐられるような痛みが、1ヶ月ぐらい続きます」

30代の男性が頭痛を主訴に来院されました。 「毎年この時期に、目の奥がえぐられるような痛みが、1ヶ月ぐらい続きます。その痛みは強烈で、落ち着かなくなります。普通の鎮痛剤を内服しても改善しません。でも痛くない時は、全く痛みを感じません」 おそらく、群発頭痛と考えられました。   群発頭痛の特徴は、 痛みの発作は、群発して発現する 15〜180分持続する 群発期は、数週から数ヶ月間続く ...

肩こりがひどくなると、頭が重く、締め付けられる感じがしてきます  〜それは、緊張型頭痛の特徴です〜

30歳代の女性の方が頭痛を主訴に来院されました。 「以前から時々、肩から首が張ってくると、頭の後ろが重たい感じになります。今は、頭部全体が締め付けられている感じです。」 もう少し詳しく伺うと、「ズキンズキンという痛みではなく、押されるような圧迫感です。仕事は、コンピューターを使ったデスクワークで、夕方近くになると、とても辛くなります。」ということでした。   経過,症状から緊張型頭痛が...

−後頭部が時々、瞬間的にチクチク、ズキッとします− それは、後頭神経痛かもしれません

70歳代の女性の方です。 「数日前から、右の後頭部から頭頂部付近に、瞬間的にチクチク、ズキズキという痛みを、数秒から数分感じるようになりました。痛みは断続的で、痛みが集中して続く時間帯と全く痛くない時間帯があります。痛みのある部位の頭皮を触ると、痛みが誘発されることもあります。吐き気があったり寝込んでしまうことはありません。」ということでした。 以上の症状から、後頭神経痛を考えました。  ...

頭痛 〜 このような頭痛は詳しく見てもらいましょう〜

頭痛の中でも、医療機関を受診して、診察してもらった方がいい頭痛があります。 それらは、脳血管障害や外傷、感染症などが原因で生じる頭痛で、中には生命に危険を及ぼす可能性があります。 何らかの原因で生じる頭痛を二次性頭痛と言います。   その二次性頭痛を疑う特徴として (1)突然の頭痛 (2)今まで経験したことがない頭痛 (3)いつもと様子の異なる頭痛 (4)頻度と程度が増していく頭痛 (5...
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