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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

スポーツドリンク、経口補水液の飲み過ぎに注意!!

運動時に飲むスポーツドリンクは、糖分も塩分も補給できるため、熱中症対策でも推奨されます。 (商品で若干異なりますが)市販されている500mlのペットボトル内には、実はおおよそ角砂糖が6から7個程度含まれています。 糖尿病の方が頻繁に飲むと血糖コントロールの不良につながりますし、健康な方が大量に長期間飲むと糖尿病を発症する恐れがあります。 また、塩分は500ml中0.5gから0.6g含まれています。...

甲状腺機能亢進症 -「これって更年期障害かしら」動悸、発汗、ほてり、手のふるえ-

来院されたのは、40歳後半の女性の方でした。 1ヶ月ぐらい前から,少し動くと動悸(胸がドキドキ)を感じるようになりました。また、汗をかきやすくなったり,ほてったり,疲れやすいという症状もありました。 「更年期障害」と思い,近医の産婦人科を受診したところ,「その可能性もありますが,脈も早いので内科を受診しましょう」ということで,当院へ紹介になりました。患者さんからお話を聞くと,他にも眠れなくなったり...

急性腎障害(AKI:Acute Kidney Injury)

急性の経過で起こる腎機能障害のことです。 その定義として、 血清クレアチニンが、48時間以内に0.3 mg/dL以上の上昇 血清クレアチニンの基礎値から、7日以内に1.5倍以上の増加 尿量0.5 mL/体重Kg/時以下が6時間以上持続 とされ、 以上のうち、一つを満たせばAKIと診断します。   その原因として ①腎臓を流れる血流(腎灌流量)の低下 ②急性糸球体腎炎、血管炎、間質性腎...

慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)

慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)とは、腎障害が慢性的に持続する病態です。 原因疾患として、糖尿病性腎症、糸球体疾患、腎硬化症、多発性嚢胞腎などがあります。 糸球体濾過量(GFR:glomerular filtration rate)と尿蛋白量から重症度を決定し、ステージにあった治療をすることで、心血管疾患の発症や末期腎不全への移行を抑制します。   何が...

足のむくみ -たかが「むくみ」と考えずに、何かの病気が隠れているかもしれません-

80歳代の女性の方が、3ヶ月くらい前からの両足のむくみを主訴に来院されました。 両足のむくみ以外には、息切れ、呼吸苦、体重増加などの訴えはありませんでしたが、来院時の血圧が200mmHgぐらいまで高くなっていました。 健診も受けていないようで、ご家族にお聞きすると、以前から高血圧は指摘されているが、治療していないとのことでした。 胸のレントゲンを撮影すると、心臓の陰影が拡大し、胸にお水(胸水)も...

熱中症予防(コロナウイルス感染対策下において)

近年、地球温暖化の影響により、5月頃から日中の気温が30度前後まで上昇することが多く、この頃から熱中症の発症も増加してきます。 さらに今年は、コロナウイルス感染対策が、熱中症を引き起こす要因となってしまう可能性もあります。   熱中症にならないためには、予防対策が最も重要です。 熱中症を引き起こす条件として、 A 環境要因 気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い、エアコンがない...

甲状腺機能低下症

甲状腺は、喉のやや下方の頚部に両側に広がる臓器でHの形をしています。 この甲状腺から、甲状腺ホルモン(F T3:フリーT3、F T4:フリーT4)が分泌されます。 このホルモンは、全身の細胞を活性化し、代謝を促進する働きを持っています。 そのため、このホルモンが低下すると、代謝が低下し、多岐にわたる症状が出現します。   【症状】 甲状腺機能が低下すると、気力がない、疲れやすい、むくむ、...

スライド 糖尿病性腎症(糖尿病の合併症)

糖尿病の慢性合併症の一つである「糖尿病性腎症」についてのスライドです。 高血糖の持続により腎障害が起きること、合併症により生活の質(QOL)が低下してしまうこと、透析導入の原因として増加していること、など、 以上から、腎症の発症と予防がとても重要な課題です。 スライドのまとめ: 血管合併症の発症・進行抑制ならびに生命予後改善のためには、早期発見とともに、適切な体重管理を含む生活習慣の修正、ならび...

スライド 2型糖尿病の管理目標

「糖尿病って診断されました。どうすればいいでしょうか?」   2型糖尿病とは、インスリン作用不足により血糖値が慢性的に高くなる状態です。 原因としては、遺伝的な影響に加えて、食べ過ぎ、運動不足、肥満などの環境的な影響があります。 血糖が高い状態が持続すると、血管障害が進行していき、細小血管や大血管に合併症を発症させます。 糖尿病の管理目標は、「合併症の発症・進展を、防止・改善し、日常生活...

スライド『糖尿病』どういう病気ですか?

患者さんから糖尿病について質問を受けました。 「健康診断で、少し血糖値が高いと言われました。 特に何も症状がないのですが、『糖尿病』は、どんな病気なんですか?」 それでは、以下のスライドをご覧ください。 糖尿病といわれたら、黄色信号の状態です。 生活習慣を改善し、血糖コントロールを行えば、安全な青信号に近づきますが、注意して生活しないと、いつでも赤信号となって、重篤な合併症がおきるかもしれません...
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