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内科・脳神経外科・糖尿病内科・腎臓内科の
浦安やなぎ通り診療所

慢性硬膜下血腫 -頭をぶつけて、1ヶ月ぐらいして、頭痛、認知機能低下、麻痺症状などが出ることがあります-

頭部打撲のあと、1ヶ月前後の経過で、ゆっくりと頭蓋内硬膜下に血液がたまり、頭痛、認知機能低下、麻痺症状などが出現することがあります。

中高年の方に多く見られます。

両側性に血液がたまった場合では、麻痺症状がはっきりしないことがあります。また、日常生活動作の低下や寝ている時間が長くなったなどの症状で気付く場合もあり、認知症の進行と間違われることもあります。

治療は、局所麻酔下に頭の骨に穴を開け、血腫を洗い流します。血腫の圧迫による症状の場合は、多くの症例で改善していきます。再発率は5%前後に見られます。

慢性硬膜下血腫が見られても、少量で無症状の場合には経過観察となります。

当院では手術ができないため、近隣、医療機関にご紹介させていただきます。